【保存版】特高受電設備と非常用発電設備の切替動作|停電時の27動作と発電機起動のポイント

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elecnote

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技術メモ

工場や大規模ビルでは、特高受電設備で電力会社から電気を受け、停電時には非常用発電設備でバックアップを行います。
この切替動作は安全性・信頼性に直結するため、設計・運用の理解が欠かせません。

⚡ 27動作とは?停電判定の基本

27動作(不足電圧リレー)は、電圧低下を検知する保護機能。

しかし、27が動作しただけでは「瞬低(瞬間的な電圧低下)」の可能性があるため、27動作+2秒タイマーで「停電」と判定するのが一般的

👉 瞬低とは?:送電線に雷事故などが発生し、一時的に電圧が降下する現象。

🚨 停電時の非常用発電機の起動タイミング

非常用発電機の起動時に気を付けるのは上記に述べた瞬低だけではありません。
無駄な起動を避けるため、瞬停(瞬時停電)を考慮します

考慮すべき瞬停の状況は以下に述べます。

  • 瞬時停電:電力会社の送電線事故 → 遮断 → 再閉路
  • 常用回線から予備線への切替による一時的な停電

これらを考慮し、27動作から5〜10秒以内に停電が継続している場合(5秒〰10秒タイマーをつける)のみ発電機を起動するのが一般的です。

🔒 インターロックの重要性

非常用発電機と特高受電設備の遮断器にはインターロックを設ける必要があります。
これにより、常用電源と非常用電源が同時投入される危険を防ぎ、系統の安全性を確保します。

📝 まとめ

  • 27動作+タイマーで停電判定
  • 瞬低・瞬停を考慮して無駄な発電機起動を防止
  • 5〜10秒の遅延起動が一般的
  • 遮断器インターロックで安全性を確保

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