「電験三種を取りたいけど、忙しくて時間がない…」
「短期間で合格した人のリアルな体験談を知りたい」
そんな方に向けて、この記事では 新卒1年目の私が、勉強開始から3か月で電験三種に合格した勉強法 をまとめています。
1. なぜ新卒で電験三種を選んだのか
社会人になりたての頃、「このままでは何の武器もない」と焦りがありました。
- 仕事に直結する資格が欲しかった
- 電気系の大学出身だった
- 将来の転職・キャリアアップにも使える
この3つから、電験三種を選びました。
さらに、社会人一年目で「役に立てていない」という不甲斐なさもあり、
絶対に夏までに合格する! と強く決意したのがスタートラインでした。
2. 勉強開始は試験3か月前!どう乗り切った?
本格的に勉強を始めたのは配属後の5月。
試験まで残り3か月という、かなりギリギリの状況でした。
平日の勉強ルーティン
私は長時間集中が苦手だったので、短時間 × 高頻度のスタイルに。
- 朝:30〜40分だけ軽めの復習
- 昼休み:一問くらいの計算問題
- 夜:帰宅後に60〜90分
平日は1.5〜2.5時間くらい を目安にしていました。
休日の勉強ルーティン
- 午前:2〜3時間(新しい範囲のインプット)
- 午後:2〜3時間(過去問+復習)
1日4〜6時間 を目安にしつつ、疲れた日は「YouTube音声だけ」のゆるい日もつくることで継続しやすくしました。
3. 使用した参考書と勉強スタイル
これだけシリーズをメインに
私は理解力に自信がなかったので、いきなり過去問は手をつけずに
基礎をしっかり固める →演習 → 過去問
というステップアップ型で進めました。
テキストは「これだけシリーズ」を使用し、読みやすかったのが良かったです。
動画学習で「詰まったら即解決」
- 理解できない式
- イメージが湧かない機械の構造
こういう部分は YouTube の解説動画で即解決。
動画→テキストに戻ると理解が一気に深まりました。
法規はスキマ時間の“音声学習”
暗記系の法規は、通勤中に解説動画の音声を聞いたりして、
移動時間をフル活用しました。
4. 科目別の攻略戦略
理論:大学知識を活かして後回し
結局さいごにどういう問題がでるか周回しただけでした。
電力・機械:本命科目として重点学習
- インプット
- すぐその項目の演習問題
という流れが相性抜群でした。
法規:スキマ時間で累積インプット
1回の深い勉強より、何度も目に入れることで定着が早まりました。
5. 試験当日と結果
試験当日は「わかる問題から解く」の一点に集中し、
自己採点で無事合格!
ちなみに、土曜日に電験二種一次も受験し、
電力以外の科目に合格 という結果でした。
三種の勉強は、そのまま二種へのステップにもつながりました。
6. 短期間合格のポイントまとめ
- 参考書は「基礎→演習→過去問」の順で進める
- スキマ時間を最大限活用
- 短時間×高頻度で集中力を維持
- わからないところは動画で補強
- 精神的に途切れない仕組みをつくる
3か月は短いですが、戦略を立てれば十分に狙えます。


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